いざこざ
友人家の相続争い勃発

つい最近ですが、私の友人の家で相続の争いが勃発しました。
彼女の夫は、真ん中の長男です。
姉、弟がいますが、この2人が、曲者だそうです。
まだ親が生きているのに相続権争いです。
友人の夫は、家庭裁判所の調停にかけられてしまいました。

 

家庭裁判所の調停

訴えられた内容は、実家から遠く離れて暮らしているから両親の面倒をみないから、いくらかの現金を親からもらってすべての権利を放棄してくれという、ことでした。
彼女は、それでもいいかなーと思ったそうですが、夫は、怒り爆発だったそうです。
仕事の関係上都会で働いているのに、なぜ、姉弟からこのような仕打ちを受けなければならないかが、解らないと、話していたそうです。
弟の勤めは、実家の近くで自宅もすぐそばなのに・・・・。親にもずいぶんと、世話になっていたそうです。
ただ、兄がすべての権利を放棄するなら親の面倒を看るという条件があったようです。
友人の夫は、非常に出来る人で会社でも出世をしておりました。
責任ある立場でしたので、その時点で田舎に帰ることなど考えていなかったようです。
弟からの訴えは晴天のへきれきだったことでしょうね。
弟さんは、リストラされそうだったので、不安からそのような行動を起こしたのでしょうか。

 

裁判所から通知

しかし、私が思うには、何もしていない兄をいきなり訴えるなんて、許し難いことです。
彼女も、最初は何が起こったかわからなかったそうです。
ショックで、眠れなかったと話していました。
ある日突然、内容証明の書類がきました。
弟から。
そして、裁判所から通知がきて、裁判所に出頭?するそうです。
彼女いわく、本人でなくても弁護士さんに代わりにでてもらうことも出来るそうです。
友人も、最初は弁護士さんで対応するつもりで弁護士さんを探していたようですが、知人から、調停のうちは本人が出席して、裁判になったら当然弁護士さんが必要だから、調停ぐらいは、ご主人に行ってもらった方がいいと、言われたそうです。

 

とりあえず一見落着

この調停というものは、弟さんとお兄さんがいっしょに話し合うことはないようです。
それぞれ、時間をずらして調停委員の方が話しを聞いて、2人の言い分をまとめて解決策を探っていくようです。
結果、彼女の夫は、すべての言い分が調停委員の方にわかっていただき、弟さんが調停の先生に注意を受けたそうです。
弟さんは、それでも今度は裁判にしたいと思っていたようですが、先生から、裁判にしても絶対に負けると、言われたようです。
これで、とりあえず一見落着ですが、姉弟の関係は、最悪になったわけですよね。
この一件から、姉弟と話をすることは一切ないと言っていました。
姉が、けしかけたかもね、なんて、私はちょっと思いました。

私の友人の家族は、この事件から、田舎に行かなくなったようです。
ご主人以外はね。
この話を聞いていると、なんだか凄く恐いですね。
兄弟姉妹の仲までも壊してしまいます。