動物

猫が遺産相続

少し前だったかなー。
イタリアで大富豪の女性が野良猫に10億円ものお金を相続させたという話を聞いたことがあるけど、結局、元野良猫に遺産を継がせることは、無理という判断で、この女性のお世話をしていた人がこの財産をもらったということですが、なんせ、このお金は猫ちゃんのものなのだから、世間がうるさいよね。
この人が、この金持ち猫のお世話をするということで丸く収まったらしいです。

 

愛犬家・愛猫家の思い

孤独老人が多くっているこの世間、当然、猫ちゃんワンちゃんに財産を残そうと考えても仕方ないよね。
私も、今共に生活しているワンちゃんに、残せるものなら残してあげたい気持ちは大いにあります。
自分が今死んだら、この子たちどうするのだろうなんて考えると、お金さえあれば誰かが大切にしてくれるのではないかと思うこともあります。
愛犬家、愛猫家にアンケートを取ると40%が、財産を残してやりたいと一度は考えたことがあるそうです。

 

ホテル女王が残した10億円は

 

アメリカでも有名な話があります。
ホテル女王が、愛犬に10億円近い財産を残しました。
しかし、親族などが訴えを起して敗訴し、愛犬には1億6000万円が引き継がれました。
このワンちゃんは、年間800万円ほどの経費がかかっていたそうです。
グルーミング代、餌代(有名シェフが作る。)、安全対策費(誘拐や殺害の脅迫を受けていた。)などです。
ホテル女王の死後から3年、このワンちゃんも天国に召され、残りの遺産は、慈善信託基金に全額寄付されたそうです。
彼女は、このワンコが亡くなったら自分のお墓の隣に埋葬してほしいと、遺言していたようですが、その願いもかなえられませんでした。
彼女の埋葬されているお墓が、動物の埋葬を禁止しているからです。
また、このホテル女王、8500億円もの遺産を捨て犬の世話に使うように指示していました。
“凄い”の一言です。非常に倹約家、けちだったそうです。
日本では、当然動物に財産を残すことができません。